人生を良くするあいさつの意味と秘訣。
こんにちは。おるかです。
突然ですがあなたはあいさつを大切にしていますか。
あいさつって改めて考えるとすごい大事にしなきゃいけないな。と思うわけです。
当たり前のことすぎて、見逃してしまいがちなのですがお金をかけず、しかも超簡単に社会的評価をあげる事ができる魔法。それが”あいさつ”です。やらない手はないですよね!
この記事を読んであいさつを見つめ直し、理解を深めて更に人間力を伸ばしてみてはいかがでしょうか。それではいきましょう。
あいさつの由来は?
あいさつの由来は仏教の「一挨一拶(いちあいいっさつ)」という言葉からだそうです。これは、師匠が弟子に声をかけ、相手の悟りの深さを測ることから始まっています。師匠と弟子のふれあいが、今では相手と心をふれ合わせる手段の「挨拶」に変化したようです。
おはようございます。と声をかけて返ってくる相手の声の調子で「元気だな。」や「何かあったのかな。」と相手の心や状態がわかりますよね。もちろん、相手にもこちらの状態が伝わります。相手に敬意を払って丁寧なあいさつを心がけましょう。
カーネギーの言葉
人に好感を持たれたければ、誰に対しても挨拶することだ。挨拶ほど簡単でたやすいコミュニケーションはない。
歴史的ベストセラー「人を動かす」を書いた作家であり教師のデール・ブレッケンリッジ・カーネギーの言葉です。
なるほど…たしかに人と会話するとき、最初はあいさつから始まることが多いと思います。「こんにちは。」「お疲れ様。」などすべてのコミュニケーションのキッカケはあいさつにあるのかもしれません。
ですが年齢を重ねプライドを持ち、それが傷付けられないように今は声をかけない方がいいかな?もし挨拶が帰ってこなかったら?などなど…気付かぬうちにあいさつしない理由を考えてしまうこともあります。
ですが、いろんな考えが交わりあいさつが億劫になったとしてもあいさつはした方がいいでしょう。その理由が下記です。
挨拶をした方がいいワケ
返報性の法則というのを聞いたことがありますか?
返報性の原理
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。引用:wikipedi
例えばスーパーで「焼いたウインナーを一口どうぞ。」と言われ味見してみると一定数のお客さんは購入する予定がなくても買ってしまう統計がでているそうです。
人は気付かぬうちに本能でなにかをもらうと返さなくては。という思考が生じるようですね。
これはあいさつの場合でも言えることで、例えば笑顔であいさつされたら、特に意識していなくても反射的に笑顔であいさつしたくなりませんか。このあいさつ一言で住む世界が少し鮮やかに変わっていくかもしれませんよ^^v
あいさつされた方が印象に残る
あいさつを無視されたらどうしよう。などと考えすぎて声を掛けることができなかった。などと後悔したことがあると思います。でも実は、あいさつって声掛けした方よりされた側の方が印象に残っているものです。
だから、きっとあいさつをして無視されても気にすることはありません。相手は気付かなかったのか、はたまたあいさつしてくれたのに無視してしまった。と相手の方が心がモヤモヤしていることでしょう。
一度あいさつが返ってこなくても落ち込む必要はありません。また次のチャンスがきた時あいさつをしてみると返報性の原理が働いたり、あいてが明日はあいさつに応えようと思っていて返事が返ってくるかもしれません。
あいさつのポイント3つ
相手の目をみて笑顔で
あいさつは暗い顔や無表情でしているとあまり効果がありません。かといって満面の笑みでする必要もないと思っています。相手の目をみて、ほほえむ程度に口角をあげてできるとより良いでしょう。
今は、コロナ禍でマスクをしている姿であいさつする事が多いと思います。ですが、顔が見えないからといっても”目は口ほどに物を言う”ことわざがあります。
下の写真を見てください。
スイカで口元を隠す女性ですが、きっとこのスイカの裏にはステキな笑顔があると思いませんか?目で表情は読み取れてしまうものなので目元、口元に注意してマスクがあっても笑顔のあいさつを心がけましょう。
声のボリューム
あいさつをしても、相手に伝わらなければ意味がありません。まだ身体が起きていない状態でのあいさつはどうしても小さくなりがちですが、相手に声が届いていないと「なんて言ったのだろう?」と不信感を植え付けてしまうかもしれません。
また、ちいさい子供であれば元気な声であいさつを!と言えるのですが、あなたが大人であればTPOに気を付けることが重要です。
T=TIME(時)
P=PLACE(場所)
O=OCCATION(場合)
会議中であれば小さな声で、相手が落ち込んでいるようであれば寄り添うように、忙しそうであれば間をおいて。相手の状況に合わせてあいさつができるとより良いですね!
誰にでも同じように
社会を生きていくうえで、これもすごい大事なことです。目上の人にはあいさつするクセに、部下や自分の関係のない人には素っ気ない人。こういう人は本当にもったいないなぁと思います。逆に、掃除のおばさんや店員さん、後輩などにしっかりあいさつできている人を見ると、気持ちの良くて丁寧な人だなぁと思いますよね!
以上の3つのポイントを押さえてあいさつすれば、きっとより良い人間関係を結べることでしょう。
あいさつに関する名言
「挨拶とは何か、それは『心を開いて相手に迫る』ということです。
「マナーのある人が先に挨拶する」 奥脇洋子(マナー・コンサルタント)
「挨拶は、人間らしく生きるための基本の心である。親に挨拶の心がないと、それは必ず子供にも表れる」
「挨拶からすべてが始まる。大きな声で挨拶すると、相手の『心の扉』が開く。だから、世界が広がり、幸せに満ち溢れる」 渡邉美樹(ワタミグループ創業者・参議院議員)
暗い人でも日ごろから大きな声で挨拶をし、前向きな言葉を使うようにしていれば、次第に考え方が楽観的になって、性格も明るくなります。実際、私はそうやって変わった人を何人も見てきました」 澤田秀雄(旅行会社HISの創業者)
人間がどうして言葉を所有するに至ったか。これまた皆目知らないが、多分「挨拶」が、その根本にあると考える。お互いの意思の疎通をはかると言ったって、まず「こんにちは」がなけりゃ無理であろう。野坂昭如
挨拶しないを咎めるよりも、挨拶されない己を省みよ。出典不明
最後に
あいさつは小さいころから日常の中で当たり前に繰り返されていますが、その意味についてなど考えたことも無かったのでは。わたしももったいない事をしてきたなぁと反省しています。ですが、後悔先に立たず。振り返っても仕方ないのでこれからはあいさつを大事に生きていきたいと思います。今日の記事があなたの役に立てば幸いです。
これからも、あなたがあいさつを通して良い一日のスタートが切れますように!
今日もご拝読ありがとうございました。
◆Twiter更新しています◆
フォローお願いします!
◆ランキング参加しています◆