お酒を飲みたくなったら『酢』を飲むべし。
こんにちは。おるかです。
断酒している人、これからしようと考えている人に耳寄り情報をゲットした為ご紹介したいと思います。不意に襲ってきた飲酒欲求に効果的だと思うので、その時がきたらぜひ試してくださいね!
断酒中、飲みたくなったらお酢を飲もう。
元AKBの不動のセンター、前田敦子さんはご存知でしょうか?
前田敦子はTV番組に出たときに度を超えたお酢好きである私生活を紹介したり、ネットで「前田敦子 お酢」と調べると、18万を超える検索結果が表示されます。
またアサ芸+の記事にもなるほどお酢好きを知られているようです。
「前田はマイビネガーを持ち歩き、ほぼすべての料理にそれをたっっぷりとかけて食べるほどのお酢好き。なんと味噌汁にも酢を入れ、ポテチにもびしょびしょになるほどかけて食べると明かしていました」(芸能ライター)引用:Asagei
このように度を超えたお酢好きで、わたしは変わった人もいるものだと思いましたが、アルコール依存症じゃないか?と疑問を持った専門医もいたようです。
実際、過去に泥酔状態をスクープされている前田敦子さん。専門医はなぜ、お酢好き=アルコール依存性を疑ったのか。またお酒とお酢はどのような関係があるのでしょうか。
お酢を飲みだしたら末期?
大学時代に酒豪のクラスメートがいたが、彼はよく酢を飲んでいた。彼の机には酢の瓶がいつも置いてあり、コップについではガブガブと飲んでいた。彼が言うには、酢がすごくうまいのだという。しかも酢を飲むと集中力が高まり勉強がはかどるのだという(そんなことあるかいな)。
しかし、この謎が30年以上も経ってようやく解けたのであった。アルコールを飲み続けると、脳の神経細胞はアルコールの代謝産物である酢酸ばかりをエネルギー源として利用するように変化してしまうという論文が出たのである。彼は、ブトウ糖よりも酢酸を好んで消費するようになった脳の命令に従って、昼間から脳のエネルギー源として酢を好んで飲んでいたのだ。今、ようやくクラスメートの謎が解けたのであった。引用:場末P科病院の精神科医のblog
つまり脳のエネルギー源はブドウ糖だけなのですが、依存症になり大量飲酒が習慣になるとアルコールを分解した過程でできる酢酸をエネルギー源として消費する脳へと変わってしまうようです。
そのため、断酒を行うとお酒から摂取していたエネルギー(酢酸)が摂れなくなり脳が栄養不足になる。恐いのが、アルツハイマー型の認知症が進んでしまったという例もあるようです。
このように、断酒を始めた頃に飲みたくなるのは単に習慣や甘えなのではなく、身体からエネルギーが足りていないよ!というSOSだったのかもしれません。
ただ、もう失敗を繰り返さない良い人生を求めて断酒したのですからスリップしそうになってもお酒は手に取らず、お酢を飲むという選択をすることで強い飲酒欲求を少しは抑えることができるのでは。と感じます。
”その時”が来たらグッと堪えてお酒は飲まず、お酢を飲みましょう。
なぜ酢が断酒に効果的なのか
お酒もお酢も、おおきく括れば発酵食品に分類されます。
日本酒に菌を加えて、アルコールを酢酸に変えると米酢になります。
また、ワインビネガーも古くなった酸味の強いワインを消費するために調味料として使われるようになりました。
つまり、米酢も果実酢も原材料はお酒です。お酒が無ければお酢はできないわけですね。
わたしの家にあったミツカン(穀物酢)の成分表を見るとアルコール度数は載っていませんが、公式サイトに「出来上がったお酢にも0.2%のアルコールが含まれている」と記載されており、原材料にお酒が含まれていることはよくわかります。
お酢とお酒
お酒は酔いがまわると血流が良くなるのはご存知かとおもいます。同じようにお酢にふくまれる酢酸は血液中に吸収されると血管が拡がって血流が良くなります。
酢はお酒からできているので、効果もそのまま似ているようですね。
お酢を摂ることのメリット
お酢を摂るだけでさまざまなメリットが期待できます。
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ダイエット効果
酢酸が脂肪の合成を抑制することで体脂肪の増加を予防します。
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疲労回復効果
お酢に含まれるアミノ酸とクエン酸は、運動による疲労の回復をサポートします。疲労と共に発生する乳酸が、酢酸やクエン酸によってスムーズに代謝されるためです。運動後や、疲れていると感じているときにお酢を摂ると効果的のようです。
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血糖値の上昇を緩やかにする
血糖値は主に食事を介して上がっていきます。血糖値の急激な上昇は体脂肪の増加を招きやすいです。そのため酢を食事に取り入れ血糖値をコントロールすることで、ダイエットのサポート役も担ってくれます。
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抗菌作用
酢は強い酸性を示すため、抗菌作用もあります。酢の酸性を利用して保存性を高めている食品は多いです。例えば、酢飯や、ピクルス、らっきょうなど。
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腸内環境を整える
酢は胃や腸の働きを促す作用があります。消化液の分泌や蠕動運動を促すため、程よい刺激となって便通の改善に効果もあるようです。食欲が落ちやすい夏に酸っぱいものが欲しくなるのは理にかなっているのですね。
飲みすぎは注意!?
お酢はメリットも多いのですが、ただ摂りすぎると注意することもあります。やはりカラダのためには、安心でおいしい酢をお選び、正しい量を摂ることをおすすめします。
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歯のエナメル質が溶ける
歯の表面にあるエナメル質が酢酸によって溶け出し、歯を溶かす可能性があります。このエナメル質が溶けてしまうと虫歯や知覚過敏といった口腔内トラブルの原因になります。
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胃や腸が炎症を起こしやすくなる
適量であれば働きを促す酢酸も、摂り過ぎれば胃腸内を荒らしてしまい、炎症を引き起こしやすくなることもあります
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人工甘味料・砂糖の入った酢の摂り方に注意
酢を毎日摂取すると思えば、着色料、香料、ブドウ糖果糖液糖などの自然界には存在しない添加物の摂取により徐々に健康を害してしまう危険性も考えられます。
まとめ
お酒とお酢は非常に密な関係性があります。
飲みたくなったときにグッと我慢するのも方法ですが、お酢を飲むことで健康になりつつ断酒の助けにもなってくれるというのであれば摂るほか無いのでは?と思います。
またミツカンの公式サイトみていると、ノンアルコールドリンク用の商品がいくつかありました。これは、わたしも今度試してみようと思います。
引き続き、断酒がんばっていきます!
ご拝読ありがとうございました。