おるかの時間

転職回数50以上。それでも3児のパパやってます。断酒や子育て、暮らしのコツなど思ったことなどを書いています。

ストロングゼロ規制しませんか?危険ドラッグ体験者が思うストロング系チューハイ。

こんにちは。おるかです。

今日は、わたしも愛飲していたチューハイのストロングゼロについて書いていきます。

先に言っときますが、あれは飲み物ではありません。薬物です。

 

チューハイの歴史

f:id:maru19911102:20220217224647j:plain

缶チューハイの歴史をたどれば、1984年に宝酒造が初めて缶入りチューハイの「タカラCANチューハイ」を販売し日本にチューハイというものが誕生しました。

 

この宝酒造のチューハイの売れ行きが好調で、他社のアサヒやキリン、サッポロ、最近ではコカ・コーラもチューハイの市場に参入し、一大市場が築かれました。

 

焼酎ハイボールの誕生

そもそもチューハイが生まれる前は、ビールや日本酒という酒が出回っていましたが、自社製品の消費が低迷していた宝酒造が起死回生に投入した焼酎の「純」が大当たりし、若者の間で焼酎ブームが巻き起こったようです。

 

女性の社会進出が加速した時代、焼酎を炭酸水で割った焼酎ハイボールが女性の人気も獲得し、気付けば日本の居酒屋各地で、焼酎ハイボール=チューハイが日本に浸透したと云われています。

 

チューハイ戦国時代の幕開け

チューハイという言葉も世に出回り2000年代には、チューハイ戦国時代の幕開けです。

宝酒造をはじめ、アサヒやキリン、サントリーコカ・コーラなどが各こだわりを持って商品を作り出し、あの手この手で消費者の手へとわたっています。

 

そして、ストロング系の誕生

いろんな味や、こだわりを持ったチューハイが出回る中で、サントリーから革新的なチューハイが発売。それがストロングゼロだったワケです。

2008年リーマン・ショック後のデフレ傾向や、飲酒運転厳罰化による家飲み志向への流れを受け、2009年2月-196℃製法を活かした「-196℃ ストロングゼロ」を発売開始した。当初のアルコール度数は8%で、1本で十分酔えること、また糖類ゼロであることから、主に30代・40代男性から高評価を得た 引用;wikipedia 

 

リーマンショック後の時代の背景もあり、ストロングゼロはあっという間に人気商品へ。

 

わたしも、お酒に溺れていたころはストロングゼロを中愛飲していましたね。

 

味は正直好みではなかったですが、酔えるならなんでも良い。そして美味しいと感じなくとも大量飲酒をかましてました

 

今では、ストロング系もラインナップが充実しており、氷結ストロングやこだわり酒場のレモンサワー、99.99などたくさんの、ストロング系チューハイが店頭に並んでします。

 

販売中止説も浮上!?

2019年末ごろ、ストロングゼロ販売中止説がネットで話題をさらいました。

実際のところ、サントリーや各社はそれを否定しています。

 

ではなぜ、販売中止説が浮上したのか?

 

それは、サントリーやアサヒなどが販売を中止したのではなく、飲料メーカーであるオリオンビールが販売していた「WATTA(9%)」のストロング系チューハイを販売からわずか7ヶ月で生産を停止した事がキッカケだったようです。

 

7ヶ月という短い期間で販売を中止したワケは、アルコールや薬物依存症に関わるNPO団体たちとの会合の席で話し合い「われわれは、アルコール依存症の温床とも指摘されている商品と同時に、健康志向のアルコール商品も作ろうとしている。そこに何か矛盾を感じた。とのこと。

 

こうして、オリオンビールは9%というアルコール度数の高いWATTAの生産をやめる事にしたようです。この件について詳しくはコチラのサイトに載っているので是非。

 

ストロング系は何故やばい?

f:id:maru19911102:20220217221526j:plain

ストロング系チューハイが注目を浴びるのは、やはりコスパの良さではないでしょうか。

 

200円出せばテキーラ3〜4杯分のアルコールを摂取できて、イヤな事を忘れられる。簡単に酔っ払うことができる。

 

そんな万能薬のような飲み物がコンビニを始め、スーパーや自販機などで手軽に購入できるのですから酒飲みが求めるのも理解できます。

 

ただ簡単に購入できる事こそが、問題なのです。

 

イヤな事があれば、ストロングゼロ

 

少しテンションをあげたいなと思えばストロングゼロ

 

末期には、何をするにもストロングゼロ…といった感じでお酒なしでは生活できないアルコール依存症になってしまう。

 

 

わたしが依存症になったキッカケは危険ドラッグを乱用していたところに、突然規制がかかり、合法的にとべる手段を考えていた所、まさにそれがストゼロだったのです。

 

危険ドラッグの代用品としてストロングゼロに手を出しました。そして、それに満足もしていました。つまり、危険ドラッグと規制がかかった薬物と同等に危険な飲み物がストロング系チューハイだということです。

 

ストゼロ規制を訴えかける医者

 

もうどれだけの人が、ストロング系チューハイをキッカケにアルコール依存症になり悩んでいるのか。また、きっと自身では気付いていない依存症の人も多くいるはずだと思ってしまいます。

 

まとめ

わたしは、お酒での失敗を重ね、周りに迷惑をかけ、大きな怪我をしてもアルコール依存症だと自分で認めるには時間がかかりました。

 

当時は、お酒は唯一の味方だと信じ込んでいましたから^^;

 

それが、この記事を書いている途中で、こんなにも有害なものを口にしていたのかと胸焼けがするほどでした…。本当、今の飲まない生活を改めて嬉しく思います。

 

時に飲酒欲求も出てきますが、その度にこの記事を思い出そうと思うほどです。

本日もご拝読ありがとうございました!

↓励みになりますのでよければクリックお願い致します。↓

にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ
にほんブログ村